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【PostgreSQL】ロジカルレプリケーションについて

はじめに

こんにちは。BFT名古屋支店のマッチです。今回はPostgreSQLの機能のひとつであるロジカルレプリケーションについて解説します。

ロジカルレプリケーションとは

ロジカルレプリケーションとは、PostgreSQL間でデータをレプリケーション(複製)するための機能です。
レプリケーション元となるPostgreSQLでパブリケーション(publication・発行者)を作成し、レプリケーション先となるPostgreSQLサブスクリプション(subscription・購読者)を作成することで、レプリケーション機能が有効となります。
また、レプリケーション元となるサーバをパブリッシャー(Publisher)、レプリケーション先となるサーバをサブスクライバー(Subscriber)と呼びます。

ロジカルレプリケーションでは、初回の連携時にはパブリッシャーのデータベース上のデータのスナップショットを取り、サブスクライバーにコピーします。2回目以降でパブリッシャーでデータの更新が行われるたびにリアルタイムで差分が連携されます。

まとめ

今回はロジカルレプリケーションの概要について解説しました。ロジカルレプリケーションの実装方法については別記事で解説予定です。