はじめに
こんにちは!
サッカーがしたすぎて実家からサッカーボールを持って帰ってきた、BFT名古屋支店 いけちゃんまんです。11月ごろから寒くて走らなくなったので、本当に運動不足です。
今回はWindows Firewall(以降Windows FWと記載)の受信の規則・送信の規則を出力する方法について記載いたします。今回の記事はWindows初心者向けの記事となっています。
Windows Firewall設定の出力方法
Windows FWの設定の出力方法はいくつかあります。その中で私が使ったことがあるものを紹介したいと思います。
私が使ったことがある出力方法は主に以下の2つになります。
1.Windows FWの設定画面からエクスポート
2.PowerShell(コマンドプロンプトも可)でのコマンド実行
使用した感想になりますが私は1.(テキスト形式)が使いやすかったです。 その理由については後ほど記載いたします。
Windows FWの設定画面からエクスポート
Windows FWの設定画面からエクスポートする手順は以下の記載の通りです。 また、エクスポートできる形式としてはテキスト形式、CSV形式があります。
手順
①コントロールパネル>Windows Defender ファイアウォールをクリックする
②左カラムの「詳細設定」をクリックする
③「受信の規則」をクリックし、「一覧のエクスポート」をクリックする
④任意のフォルダ、任意のファイル形式を選択して保存する
⑤「送信の規則」をクリックし、③,④と同様の手順を実施する
形式による違い
Windows FWの設定画面からエクスポートできるファイルの形式として、
テキスト形式とCSV形式があると説明させていただきました。
ファイルの形式でどのような違いがあるかを説明します。
テキスト形式とCSV形式の圧倒的な違いは、
タブ区切り(テキスト形式)かカンマ区切り(CSV形式)かどうかです。
結果としてWindows FWのエクスポートするファイルの形式はテキスト形式が使いやすいです。
※理由はWindows FWの受信・送信規則の名前にカンマが入っていることが多いためです。
実際に比較した写真がこちらになります。
マスキングしてわかりにくくなってしまい申し訳ございません。。
名前にカンマが入っているため、元データ①とCSV形式①の名前が違い、後ろにずれていることがわかります。
画像だけではCSV形式の方がきれいになっているように見えますが、実際コピーして貼り付ける際はテキスト形式の方が都合が良いです。
PowerShell(コマンドプロンプトも可)でのコマンド実行
PowerShellでの出力方法が手順として一番簡単だと思います。
powerShell上で以下のコマンドを実行することで出力が可能です。
手順
①PowerShell(コマンドプロンプトでも可能)を管理者で起動する
② (1),(2),(3)の場合によって適切なコマンドを実行する
(1)受信・送信の規則両方出力する場合
$ netsh advfirewall firewall show rule name=all >> C:\hoge\WindowsFW_all.txt
(2)受信の規則のみを出力する場合
$ netsh advfirewall firewall show rule name=all dir=in >> C:\hoge\WindowsFW_in.txt
(3)送信の規則のみを出力する場合
$ netsh advfirewall firewall show rule name=all dir=out >> C:\hoge\WindowsFW_out.txt
※赤字の部分は任意に修正
※拡張子を.csvに変えることでCSV形式で出力させることはできる(あまり意味はない。。)
使いやすさの基準
最後にどの形式が使いやすいかのお話をしたいと思います。
使いやすいかの基準は出力した結果をどのような形で反映するかによって変わると思います。
今回私は受信の規則の一覧を「名前、プロファイル、有効、・・・・、アプリケーションパッケージ」ごとに横並びでExcelに反映したかったため、1.のテキスト形式でのエクスポートが一番使いやすかったです。
出力方法が複数あるものは自分が使いたい形がどうあるべきかを考えてから出力することをオススメします。
まとめ
今回はWindows FWの設定の出力方法について記載いたしました。
複数出力方法があるものは出力したものを自分がどのように使いたいかを考えることが大切です。
このことを考えておけば取得したものを加工することなく反映できるかもしれません。
今回も読んでいただきありがとうございました。次回の記事も読んでいただけると嬉しいです。