はじめに
はじめまして! BFT名古屋支店新人エンジニアの Eric です。
先日、私は初めてCloudWatchアラームを設定したのですが、どこにどんな設定値を入れればよいのかわからず悩みました…
同じように悩む新人エンジニアに向けて、CloudWatchアラームの設定方法を解説します!
CloudWatchアラームとは?
はじめにCloudWatchアラームについて簡単に説明します。
CloudWatchアラームとは、AWSのリソースやアプリケーションを監視するサービスです。
種類としては、リソース監視やログ監視があります。
今回はリソース監視、中でもEC2のCPU使用率を監視する設定方法をまとめました。
設定方法
前提
監視対象:Amazon EC2
メトリクス名:CPUUtilization
監視内容:EC2インスタンスのCPU使用率が1分間のうちに一度でも90%以上となったらアラームが上がるようにする
①AWSコンソールでCloudWatchを開く
②左側のメニューバーで「すべてのアラーム」をクリックする
③アラームの作成をクリックする
④メトリクスの選択をクリックする
メトリクスは測定基準という意味で、CloudWatchでは監視のために計測するデータのことを意味します。
名前空間を選択する
名前空間とは、CloudWatch メトリクスをまとめた仮想的な箱のようなものです。
AWS 名前空間では通常、命名規則(AWS/[サービス名] )が使用されます。
今回はAmazon EC2を監視するので、 「AWS」という名前空間内の「EC2」 という名前空間を選択します。
対象インスタンスの対象メトリクスを選択
監視内容に合わせて、監視対象となるインスタンスのメトリクスを選択します。
今回はCPU使用率を監視するので、「CPUUtilization」を選択します。
統計・期間を選択
統計とは、メトリクスデータを指定した期間で集計したものです。
今回は「1分間に収集されたデータの最大値」を取得するため、統計を「最大値」、期間を「1分」とします。
⑤条件を設定
アラームが上がる条件に、「CPU使用率が90%以上」という条件を追加します。
⑥通知の設定
通知する際のトリガーを設定します。
今回は、アラーム状態(⑤で設定した条件が満たされたとき)になると通知が来るように設定します。
SNSトピックについては、今回は解説を省略します。
詳しくは以下のサイトをご覧ください!
Amazon SNS 通知の設定 - Amazon CloudWatch
⑦アラーム名と説明を設定
任意のアラーム名を入力します。
今回は「ec2name_cpu」としました。
⑧プレビューと作成
内容を確認し、問題がなければ「アラームの作成」をクリックします。
おわりに
最後まで読んでいただきありがとうございます!
この記事が少しでもお役に立てたら嬉しいです(^^♪
参考資料
Amazon CloudWatch とは - Amazon CloudWatch
Amazon CloudWatch の概念 - Amazon CloudWatch
CPU 使用率アラームの作成 - Amazon CloudWatch
CloudWatch 統計定義 - Amazon CloudWatch
Amazon SNS 通知の設定 - Amazon CloudWatch